池上のお寺さんは、小さな庭でも手入れが行き届いています。
いろいろなお寺を訪ねてすごく実感していることです。
自粛の際の散歩でも寺めぐりは、心を癒してくれました。
もうすぐ、紫陽花が満開の養源寺さん。
百合の花も一緒に楽しめます。
藤圭子が歌ったのは「赤く咲くのは芥子の花、白く咲くのは百合の花 ~」でしたが。
養源寺で今、咲いているのは赤系です。
たぶん、スカシユリとテッポウユリの交配種 “ロイヤルパレード”という種類ではないかと思います。
まだまだ、蕾がありました。
その姿を楽しんでください。
日本は、百合大国と図鑑にありました。
ユリ属は100種あり、そのうち15種が日本に自生(図鑑によっては12種説もあり)し、うち7種が日本特産種とあります。
自生種15種は次の通りです。
オトメユリ(以下ユリを省きます)、ササ、テッポウ、ヤマ、サク、ウケ、タモト、カノコ、クルマ、ヒメ、イワト、コオニ、オニ、カノコ、スゲ。
この中で、3種類、イワトユリ(岩戸)、タモトユリ(袂)、ウケユリ(請)は、見たり聞いたりしたことがありませんでした。
ネットで見て、特に惹かれたのは袂百合。
トカラ列島の口之島というところの特産種だそうです!
タモトユリの名は,自生地が断崖絶壁で,たとえ手に入れても袂(たもと)に入れないと持ち帰れないから名付けられたという説と,自生地が「袂ケ浦」に近いので名付けられたという説があります。
乱獲から野生のものは絶滅し,現在は地元の方々の手で保護増殖活動が行われています。
がぜん、口之島に興味を持ちました。鹿児島から週に2便しかフェリーがいかない島との事です。
20代の時、鹿児島からフェリーに30時間乗り、世論島へ行ったことが思いだされます。
昔の世論島みたいな島なのだろうか。
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