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風花

2017年7月 書あそび 仮名の基本「いろはにほへと~」とキャンドルカバーづくり


今月は、「梅雪かな帖 上」をお手本に「いろは」を学びました。

いろはにほへと ちりぬるを  

色は匂へど 散りぬるを

わかよたれそ つねならむ   

我が世誰ぞ 常ならむ

うゐのおくやま けふこえて  

有為の奥山 今日越えて

あさきゆめみし ゑひもせす  

浅き夢見じ 酔ひもせず

江戸時代以前に仮名を覚えるのに、よく使われていたいろは歌。同じ文字を使わずに仮名のすべてを使って歌にしています・・なども学んで書きました。成立ちの漢字を学びながら、文字の特徴を実際に書いて、傍で見ていただきました。

その後、「梅雪かな帖」の文字をじっくり見て、書いていただきました。

臨書は、文字の特徴をじっくり見ることから始まります。

そして、自分用の下敷きをつくりました。

初めての仮名ですので、中心線を知って書き、慣れること。

皆さん、自分用の下敷きづくりに励みました。

一通り練習したので仕上げです。書あそびでは、毎回、稽古して仕上げるを課題にしています。

その時点での自分の書を残して積み重ねるためです。勿論、大先輩からすればまだまだ。

でも、わずか6回ほどの間にきちんと形にすることが出来るようになりました。

仕上げることの集中と緊張感は、素敵な時間だと思います。

先月の写経でも感心しましたが、メンバーの上達ぶりすばらしい。

完成したら、それぞれの書を見比べて、感想を述べます。

<何枚か撮り忘れてしまいました、ごめんなさい>

今回は、下敷きをつくったことが成功の鍵って言っていました。

遅れて下敷き作れなかったHさん「なるほど~」と。

集中した後は、おやつタイム。珈琲をいれながらくつろぎます。

さて、後半はキャンドルカバーづくり。

遊び心満載の時間です。

<初めてのマーブリング、あまり、うまくいかなかったけれど・・>

<私はスタンプ使おう>

「マーブリングその1」体験者は、マーブリングした和紙に文字を書いていきます。

マーブリングをしていないSさんは、顔料を使って半紙に絵を描きました。

「顔料使うの初めて」と楽しそう。

Hさんは、スタンプを使いました。

お持ちしたグラスの形も様々なので、きれいに貼る工夫も必要です。

<奮闘中>

<まあるいガラスに貼るには・・???>

書あそびのテンション上がります。

いつでも思いますが、それぞれの年齢や優しさ、個性があふれていて、面白い。

それぞれのキャンドルグラスに、蜜蝋のろうそくを灯して、揺らぐ火を見つめ、そして、ヨガタイム。

もう少し暗くなると良かったのですが、自然光の中でのリラックスタイム。

小学校校舎を利用したこの施設、懐かしさもあってメンバーは気に入っています。

この日も、学んで、集中して書いて、楽しく遊んで、リラックスという素敵な時間をすごすことができました。自然に感謝の気持ちがあふれます。終了時には心穏やかなのが、とてもいいです。

(風花)

次回、8月27日は、かな「連綿」(続けて書く)を学んで、投函できるお手紙を書きます。

家族や友人、または、好きな人、ファンレターでもいいですね。

9月は「マーブリングその2」、10月は「一文字書」と「石に装飾と文字」を予定しています。

*楽しく学んで、遊んでいます。年齢も様々。初回は2000円で体験できます。どうぞお問合せください。

問合せメールアドレス:osampo.kazehana@gmail.com 

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