今月は、「梅雪かな帖 上」をお手本に「いろは」を学びました。
いろはにほへと ちりぬるを
色は匂へど 散りぬるを
わかよたれそ つねならむ
我が世誰ぞ 常ならむ
うゐのおくやま けふこえて
有為の奥山 今日越えて
あさきゆめみし ゑひもせす
浅き夢見じ 酔ひもせず
江戸時代以前に仮名を覚えるのに、よく使われていたいろは歌。同じ文字を使わずに仮名のすべてを使って歌にしています・・なども学んで書きました。成立ちの漢字を学びながら、文字の特徴を実際に書いて、傍で見ていただきました。
その後、「梅雪かな帖」の文字をじっくり見て、書いていただきました。
臨書は、文字の特徴をじっくり見ることから始まります。
そして、自分用の下敷きをつくりました。
初めての仮名ですので、中心線を知って書き、慣れること。
皆さん、自分用の下敷きづくりに励みました。
一通り練習したので仕上げです。書あそびでは、毎回、稽古して仕上げるを課題にしています。
その時点での自分の書を残して積み重ねるためです。勿論、大先輩からすればまだまだ。
でも、わずか6回ほどの間にきちんと形にすることが出来るようになりました。
仕上げることの集中と緊張感は、素敵な時間だと思います。
先月の写経でも感心しましたが、メンバーの上達ぶりすばらしい。
完成したら、それぞれの書を見比べて、感想を述べます。
<何枚か撮り忘れてしまいました、ごめんなさい>
今回は、下敷きをつくったことが成功の鍵って言っていました。
遅れて下敷き作れなかったHさん「なるほど~」と。
集中した後は、おやつタイム。珈琲をいれながらくつろぎます。
さて、後半はキャンドルカバーづくり。
遊び心満載の時間です。
<初めてのマーブリング、あまり、うまくいかなかったけれど・・>
<私はスタンプ使おう>
「マーブリングその1」体験者は、マーブリングした和紙に文字を書いていきます。
マーブリングをしていないSさんは、顔料を使って半紙に絵を描きました。
「顔料使うの初めて」と楽しそう。
Hさんは、スタンプを使いました。
お持ちしたグラスの形も様々なので、きれいに貼る工夫も必要です。
<奮闘中>
<まあるいガラスに貼るには・・???>
書あそびのテンション上がります。
いつでも思いますが、それぞれの年齢や優しさ、個性があふれていて、面白い。
それぞれのキャンドルグラスに、蜜蝋のろうそくを灯して、揺らぐ火を見つめ、そして、ヨガタイム。
もう少し暗くなると良かったのですが、自然光の中でのリラックスタイム。
小学校校舎を利用したこの施設、懐かしさもあってメンバーは気に入っています。
この日も、学んで、集中して書いて、楽しく遊んで、リラックスという素敵な時間をすごすことができました。自然に感謝の気持ちがあふれます。終了時には心穏やかなのが、とてもいいです。
(風花)
次回、8月27日は、かな「連綿」(続けて書く)を学んで、投函できるお手紙を書きます。
家族や友人、または、好きな人、ファンレターでもいいですね。
9月は「マーブリングその2」、10月は「一文字書」と「石に装飾と文字」を予定しています。
*楽しく学んで、遊んでいます。年齢も様々。初回は2000円で体験できます。どうぞお問合せください。
問合せメールアドレス:osampo.kazehana@gmail.com