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風花

川端龍子「青獅子」


こんばんは。昨日、土曜日でしたが歌舞伎座へお芝居を観に行きました。

風花は、この1年、2~3か月に1度、銀座の歌舞伎座へ観劇に出かけます。

以前は、1階席で見たのですが、毎月、歌舞伎を鑑賞するサロンが住まいの近くにあることを知り、チケットをとっていただくようになりました。そのグループは、3階席で、月1回歌舞伎座で芝居を鑑賞しています。最初は、上から見ることと足元がせまいので、「うーん」と思ったりしましたが、今は「これでいいのだ」と思うようになりました。

風花は、昼の部を一度見ています。

毎回、イヤホンガイドを借ります。配役、地唄、衣装などを丁寧に解説してくれます。

いつもは1階と3階の間をエスカレーターで往復するので、昨日まで川端龍子の絵がかかっていることに気づきませんでした。

昨日は、2階から1階へ階段で降りました。

その踊り場に、「青獅子」がかかっていました。

歌舞伎役者のようにきりっとした「青獅子」でした。

帰宅して、龍子の画集をめくってみました。

「青獅子」は、1950年(昭和25年)、歌舞伎座再建を祝して描いたとのこと。

だから、ちょっと役者さんのように、きりっと迫力を感じたのですね。

この絵を見るとエネルギーをもらえると感じる人もいるとか。

そして、それより以前に描かれたの「唐獅子牡丹」1935~1945年(昭和10~20年)。

若々しい唐獅子の落ち着いた視線は、心地よい安心感を画面内にもたらしているとありました。

私は、一瞬は龍子の大好きな犬が描かれているのかと思ってしまいました。

青い獅子と白い牡丹は鮮やかですね。

歌舞伎座に龍子の絵があることを発見した嬉しい一日でした。

川端龍子記念館を訪ねる町歩きはこちらから

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