朗読前のイメージ画像は、風花が行ったモザイク美術の街・ラヴェンナをお見せしました。
今回は、「サンタポッリナーレ・イン・グラッセ聖堂」を見ていただきました。
6世紀のビザンチン教会建築、色彩と造形がすばらしい聖堂です。
ここは、町から外れているので、ちょっと行きにくいのですが、タクシーとバスを利用して行ったことをお話しました。
須賀さんのエッセーは、マンゾーニの「いいなづけ」の一節を冒頭で紹介して、ブリアンツアという地域を紹介しています。
ミラノ、コモ、レッコを結ぶイタリアのコモ湖地域の名前です。
古くからのミラノ人が憧れと畏敬の念を抱いてきた土地と紹介されています。
つの町が逆三角形に広がる地域~グーグルの地図を参考に場所を確認して、うんうん、なるほど~と納得。
そして、須賀敦子が翻訳したナタリア・ギンズブルグの「マンゾーニ家の人々」が語られる。
ナタリアを敬愛する須賀さんは、冷静にしかし熱く語る。
須賀さんの作品は、一つのエピソードから、たくさんの友人たち、たくさんの事柄、エピソードが繋がるので、慣れないとちょっとこんがらがる(‘Д’)
この登場人物は、女?男?など、少し複雑でこんがらがる。
私は、メモして整理します💦
でも、大丈夫、いくつか読んでいくと、慣れてきて、区切りが整理できるようになります。
この作品もいっけん、複雑なのですが、2回読むとわかります。
文豪マンゾーニの次男、エンリコのちょっと悲しい人生によせる思いが語られます。
後半に、ミラノにあったナヴィリオ運河、さくらんぼ、関連して、夏至、聖ヨハネ祭と展開します。
<ゲストさんとホストの会話>
・マンゾーニ、ナタリアは、まだ、読んでいないから、いつか読みたいですねえ。
・ヨーロッパのさくらんぼの季節のこと、街路樹にもなっているので、それは食べていいといわれた話
・聖ヨハネ祭
・夏至祭の時にスウエーデンに行った話
・関連して、日本の話、韮崎にサクランボ狩りに行った話
・海外旅は、少し時間がかかりそうなので、山梨のおいしいレストランの話
⇒ゲストさんは、行きたいところをリストアップ中などなど
あ~早くどこかへ行きたいなあ、ヨーロッパでなくていいから、山や海が見える自然が豊かな土地へ行きたいなあ・・で、〆でした!(^^)!
旅する読書会・須賀敦子のイタリアを読むをainiで開催しています。
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