4月の書あそび
➀運筆の練習 横線 半紙半分に細い線と太い線 半紙2枚、1枚目より2枚目が満足できるように。
②千字文 楷書と行書 「天地玄黄 宇宙洪荒」 濃い墨で。⇒天地玄黄
③雲の書体を選んで書く
④上記の中から1文字 薄い墨で書いて墨の濃淡と膨らみを体験する
<休憩>
⑤花の名前⇒百日紅(囲碁好きなお一人が囲碁で現れる形と樹木をかけた)
⑥墨汁をたして、半切に書いて見る 8文字⇒天地玄黄宇宙までとなりました。
2018年4月8日 開催しました
*広い和室に墨をする気持ちの良い時間がながれます。この時間が、たまらなく好きです。
この日は、お稽古2回めのYさんが参加。
自分の意志通りに横線が引けること、五本の線の余白部分が均等になるを練習してみました。
墨の濃淡を確認。少しにじむ紙に書きました。墨を濃くすることを実感していただきます。
墨を濃く・・の感覚が薄めなので、もっともっと濃くね・・と。
千字文の書き出し8文字について音読して書き始めます。
天地玄黄・・すべては難しいので、運筆で練習した書き出し、斜め45度に筆を入れるを意識しました。主に横画を意識して書きました。
臨書はとにかくじっと見る事。力を抜いても力が入ります。
楷書と行書を書きました。草書は難しすぎるって!
書いたすぐ後は、よく見えなくても、少し時間がたつと違って見えるので、とにかく仕上げてみること。「天」が難しくて、先にすすめないという声もあったので、それでは後から書いてみよう・・ほんとうに後から書いていました(笑)。それもよし。
「4文字が失敗しないことはない。どの文字かは失敗する」とも、そうそう。
1枚ずつ選んで鑑賞してみます。臨書の書家のようには書けなくていいんです。
ふうーと息をついて、次は「雲」。
中国の書家の文字から書きたい雲を選びます。これは楽しいとリラックス。
濃い墨で書くように。楽しい、楽しいと大喜び。
次に、墨を薄めて薄めて、半紙に文字が滲むように書きましょう‥といっても、滲みを出すののも、なかなか、難しいようでした。
ここで、休憩。
珈琲とフルーツケーキ。画像は撮り忘れてしまいました。
それでは、今度は半切に大きく書いてみよう。
これは気持ちいいよ。Yさんは、半切に書くのは、人生初だそう。
それにしては、バランスよくはまりました。
Kさんは、どんどん上手になっていきます。
ふくよかな線がとってもいいなあ・・と。
光がさしこむ広いスペース。これも気持ちが良い。
緊張したりリラックしたり、墨の香りにつつまれる3時間半。
やっぱり素敵な時間。
私たちは、ひと月に一度、季節感を大切にしながら、墨に親しんでいます。
もちろん、美しい文字、味わいのある文字が書けたらいいなあと稽古していますが、書くことを楽しむことが一番のテーマ。
お祭りの夜店のお品書きが書きたいんです!が、遊び始めたきっかけです。
いっしょに書あそび、ご一緒にいかがですか。
書あそびのあとは、季節を楽しむ「ちょい飲み」をしています。
留学生やお勤めの方、繋がって広がってほしいが願いです。
5時半から7時までくらいの予定の「4月のちょい飲み」は、あっという間に9時半となってしまいました。夫が豚肉の竜田揚げ、餃子もつくってくれて、宇都宮出身のYさんは、大喜びでした。
画像は、全く撮り忘れました。
そうそう、私の新潟土産「魚沼で候」やっぱり美味でした。
すっかり日本酒党になった私です。
5月、6月書あそびは以下の通りです。メールやお問合せフォームにてお申込みください。
*5月27日(日曜日) 行書・楷書 千字文より② 季節の書:石アート
*6月16日(土曜日) 行書・楷書 千字文より③ 季節の書:団扇もしくは扇子に文字アート
➀各月とも、13時半~16時半くらい。参加費2500円。
17時~19時位まで季節のちょい飲み(1500円会費)の予定です。
②5月の石アート用に、お出かけの時、模様がかけて文字が書けそうな石を拾って置いてください。
③ちょい飲みも、少し季節を感じられるようにしようかなと。
email:osampo.kazehana@gmail.com
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